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年収ガイド職業・資格別年収ランキングプロ野球選手の年収・年俸

プロ野球選手の年収・年俸ランキング

各種専門誌や報道などから年収データを算出し、プロ野球の選手の収入状況を掲載。

2025年03月01日

プロ野球情報誌のデータを集計し、プロ野球の年俸状況を掲載しています。

2025年シーズン
プロ野球選手
平均年俸:4814万円
1軍平均年俸:1億2225万円
2軍以下平均年俸:941万円
最高年俸:12億円
最低年俸:1万円

プロ野球選手の年俸・年収

プロ野球選手とは日本のプロリーグである「プロ野球」でプロ契約を交わしている野球選手のことをいいます。

プロ野球選手の平均年俸

選手数 平均年俸
2025年1049人4814万円
2024年1030人4339万円
2023年1011人4278万円
2022年979人4255万円
2021年948人4321万円

2025年 プロ野球選手の平均年俸は4814万円。
この数字は日本のプロスポーツ界ではトップの数字になります。

人気を2分するサッカーでも平均年俸は2000万円程度

1億円プレイヤーがサッカーのプロ選手「Jリーガー」では10人~20人程度なのに対して、プロ野球選手は138人が1億円の年俸を超えています。

プロ野球 年俸ランキング

プロ野球の年俸ランキングを100位まで一覧掲載しています。

年俸ランキングのトップは田中将大選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)の9億円、続いて菅野智之選手(読売ジャイアンツ)の8億円と驚異的な数字になっています。

順位 選手名 年齢 ポジション チーム 2025年の年俸
1R.マルティネス28歳投手巨人12億円
2L.モイネロ29歳投手ソフトバンク10億円
3R.オスナ30歳投手ソフトバンク10億円
4T.バウアー34歳投手DeNA9億円
5C.スチュワート・ジュニア25歳投手ソフトバンク7億円
6村上 宗隆25歳内野手ヤクルト6億円
7近藤 健介31歳外野手ソフトバンク5億5000万円
8岡本 和真28歳内野手巨人5億4000万円
9坂本 勇人36歳内野手巨人5億円
10浅村 栄斗34歳内野手楽天5億円
11山田 哲人32歳内野手ヤクルト5億円
12T.オースティン33歳内野手DeNA4億9500万円
13D.サンタナ32歳外野手ヤクルト4億7700万円
14柳田 悠岐36歳外野手ソフトバンク4億7000万円
15山川 穂高33歳内野手ソフトバンク4億5000万円
16J.オスナ32歳内野手ヤクルト4億3700万円
17G.ポランコ33歳外野手ロッテ4億円
18有原 航平32歳投手ソフトバンク4億円
19森 友哉29歳捕手オリックス4億円
20近本 光司30歳外野手阪神3億7000万円
21D.バーヘイゲン34歳投手日本ハム3億5000万円
22大山 悠輔30歳内野手阪神3億4000万円
23丸 佳浩35歳外野手巨人3億2000万円
24加藤 貴之32歳投手日本ハム3億円
25中田 翔35歳内野手中日3億円
26N.ソト36歳内野手ロッテ3億円
27戸郷 翔征24歳投手巨人3億円
28則本 昂大34歳投手楽天3億円
29F.レイエス29歳外野手日本ハム3億円
30山﨑 康晃32歳投手DeNA3億円
31筒香 嘉智33歳外野手DeNA3億円
32源田 壮亮32歳内野手西武3億円
33今宮 健太33歳内野手ソフトバンク3億円
34西川 龍馬30歳外野手オリックス3億円
35J.ゲラ29歳投手阪神3億円
36西 勇輝34歳投手阪神3億円
37山﨑 福也32歳投手日本ハム2億5000万円
38A.マルティネス28歳捕手日本ハム2億5000万円
39牧 秀悟26歳内野手DeNA2億5000万円
40T.ネビン27歳外野手西武2億5000万円
41上沢 直之31歳投手ソフトバンク2億5000万円
42D.ヘルナンデス28歳投手ソフトバンク2億5000万円
43菊池 涼介35歳内野手広島2億5000万円
44P.ランバート27歳投手ヤクルト2億4300万円
45J.ビーズリー29歳投手阪神2億4000万円
46A.ジャクソン28歳投手DeNA2億3800万円
47伊藤 大海27歳投手日本ハム2億2000万円
48岸 孝之40歳投手楽天2億2000万円
49東 克樹29歳投手DeNA2億1000万円
50甲斐 拓也32歳捕手巨人2億1000万円
51髙橋 光成28歳投手西武2億1000万円
52益田 直也35歳投手ロッテ2億円
53中村 奨吾32歳内野手ロッテ2億円
54F.グリフィン29歳投手巨人2億円
55K.ケラー31歳投手巨人2億円
56吉川 尚輝30歳内野手巨人2億円
57T.キャベッジ27歳外野手巨人2億円
58平良 海馬25歳投手西武2億円
59宮﨑 敏郎36歳内野手DeNA2億円
60宮城 大弥23歳投手オリックス2億円
61大瀬良 大地33歳投手広島2億円
62A.マチャド31歳投手オリックス2億円
63岩崎 優33歳投手阪神2億円
64澤村 拓一36歳投手ロッテ2億円
65Y.マルテ30歳投手中日1億9000万円
66今井 達也26歳投手西武1億8000万円
67秋山 翔吾36歳外野手広島1億8000万円
68田口 麗斗29歳投手ヤクルト1億7500万円
69佐野 恵太30歳外野手DeNA1億7000万円
70万波 中正24歳外野手日本ハム1億6500万円
71平野 佳寿41歳投手オリックス1億6500万円
72森下 暢仁27歳投手広島1億6500万円
73梅野 隆太郎33歳捕手阪神1億6000万円
74田中 将大36歳投手巨人1億6000万円
75大城 卓三32歳捕手巨人1億6000万円
76外崎 修汰32歳内野手西武1億6000万円
77L.セデーニョ26歳内野手西武1億6000万円
78栗林 良吏28歳投手広島1億6000万円
79小島 和哉28歳投手ロッテ1億6000万円
80西野 勇士34歳投手ロッテ1億5000万円
81佐藤 輝明26歳内野手阪神1億5000万円
82S.ハワード28歳投手楽天1億5000万円
83A.バルドナード32歳投手巨人1億5000万円
84高梨 雄平32歳投手巨人1億5000万円
85A.ケイ30歳投手DeNA1億5000万円
86又吉 克樹34歳投手ソフトバンク1億5000万円
87東浜 巨34歳投手ソフトバンク1億5000万円
88武田 翔太31歳投手ソフトバンク1億5000万円
89床田 寛樹30歳投手広島1億5000万円
90M.バウマン29歳投手ヤクルト1億5000万円
91中村 悠平34歳捕手ヤクルト1億5000万円
92栗原 陵矢28歳内野手ソフトバンク1億5000万円
93坂倉 将吾26歳捕手広島1億5000万円
94E.オリバレス29歳外野手オリックス1億5000万円
95中野 拓夢28歳内野手阪神1億4500万円
96R.ウィック32歳投手DeNA1億4300万円
97伊藤 将司28歳投手阪神1億4000万円
98九里 亜蓮33歳投手オリックス1億4000万円
99N.ネルソン29歳投手阪神1億3500万円
100E.ラミレス30歳投手西武1億3000万円

100位以降はこちらから。プロ野球年俸ランキング

プロ野球界には年俸1億円以上がリーグ全体で138人も存在しています。
プロ野球は1000人弱の規模ですから、実に10%以上、10人に1人以上は年収が1億円を超えているという計算に。

日本の年収1億円以上は約2万人程度(全人口の約0.02%)ですから、如何にプロ野球選手が高給に恵まれているのかがわかるランキングとなっています。

チーム別 年俸ランキング

順位 チーム名 選手数 平均年俸 総年俸 チーム最高年俸
1ソフトバンク1196511万円77億4880万円10億円
2DeNA836027万円50億260万円9億円
3巨人1045853万円60億8760万円12億円
4ヤクルト765641万円42億8730万円6億円
5阪神805342万円42億7370万円3億7000万円
6日本ハム824444万円36億4420万円3億5000万円
7ロッテ864307万円37億460万円4億円
8オリックス884104万円36億1190万円4億円
9楽天773929万円30億2591万円5億円
10広島793870万円30億5750万円2億5000万円
11中日813629万円29億4019万円3億円
12西武943318万円31億1900万円3億円

チーム別年俸ランキングをひと目見てわかるのは「平均年俸の高いチームほど成績上位」ということ。

資金が豊富なチームにはより良い選手が集まる傾向があり、年俸上位のジャイアンツやソフトバンクは例年、優勝争いの主役であり続けています。

1軍の平均年俸

プロ野球では1軍として登録できるのは29名までと規定されています。
そこで各チームの平均年俸上位30人を1軍と限定して平均年俸を算出してみました。

2025年の1軍選手の平均年俸は1億2225万円

プロ野球選手として夢のある数字と言えます。

2軍・3軍の平均年俸

所属選手を多く抱えるプロ野球チームの中には2軍以上の3軍があるチームもあります。

1軍所属の30人を除くその他の選手を2軍・3軍として平均年俸を算出してみました。

2025年の2軍以下の平均年俸は941万円

2軍以下ともなると入団したばかりの新人や育成契約選手が大半を占めるため、平均年俸はかなり低くなります。

この水準で「プロ野球選手」を名乗るのは心もとなく、1軍で活躍することがマストと言えるでしょう。

税金は半分

日本の累進課税制度では概ね年俸で3000万円を超えてくると所得税と住民税、社会保険で半分近くを税金として収める必要があります。

レギュラークラスのプロ野球選手なら殆どの選手が年俸1億円を超えるため、多くの選手が毎年5000万円以上は納税(社会保険も含む)している事になります。

一番困るのは現役を引退した翌年で無収入にも関わらず前年度の多額な税金が請求されるため、ちょっとしたトラブルになるケースも多いようです。

契約金も大きな収入源

プロ野球選手のほとんどの選手が毎年シーズン終了後に行われる「ドラフト会議」を経て入団しています。

ドラフト会議で指名された選手は球団から金銭面などの条件提示を受け、本人が承諾する事で入団となるわけですが、その際に年俸(最高1500万円)と同時に契約金も支給されます。

契約金の上限は1億円+出来高5000万円という申し合わせがあり、サラリーマンでいう退職金を先に貰う形になります。
※かつては罰則規定がなかったこともあり、有力選手には申し合わせをはるかに超える数億円が支払われていたこともありましたが、現在では罰則が与えられる事となり限界値が守られるようになりました。

契約金の目安 ドラフト1位指名:満額の1億+出来高5000万円
ドラフト2位指名:7000万円~8000万円程度
ドラフト3位指名:5000万円~6000万円程度
ドラフト4位指名:4000万円程度
ドラフト5位指名:3000万円程度
育成枠:300万円前後

育成選手の契約金

育成選手には契約金は支給されず、支度金という名目で契約金に近い資金が支給されます。
1億以上から数千万円が当たり前のドラフト枠とは比較にならず、金額は概ね300万円程度。

どのようにして年俸は決められるのか?

基本的には前年の成績をもとに各球団が伝統的に培ってきた査定基準に照らし合わせて決められます。

打率や打点は当然として、出場試合数や得点圏打率、犠打の成功率、グッズの売れ行き、総合的な貢献度まで事細かに査定され、それらを総合して最終的な金額として選手に提示が行われます。

残念なことに、同じ成績でも金満球団とそうでない球団では明確に年俸差は存在します。
仮に3割30本を記録したとしても、上位のチームと下位のチームでは年俸の伸び率は異なります。

かつては提示金額に納得せず契約がこじれてしまうケースが多々ありましたが、現在では査定基準が詳細に明確化されているため、そのようなケースはかなり少なくなりました。

なぜ、プロ野球選手だけこんなにも収入が多いのか

プロ野球の収入が多い理由・国民的スポーツである。
・毎日試合ができる。
・球場のキャパが大きい。
・放映権収入が多い。

理由はいくつかありますが、日本でトップの人気スポーツという事と他のスポーツに比べて試合数が多い事があげられます。

既に日本では「文化」「娯楽」のひとつとして根付いているため、試合を実施すれば、試合毎に数万人のファンがスタジアムに集まります。

スタジアムが常に満員に近い「巨人」や「阪神」の場合、チケットが1人当たり2000円だとしても4万人が入場すれば8000万円の入場料収入が期待できます。グッズや飲食などの利益も含めると相当な収入に。

それを年間約140試合(ホームゲームは半分)行うわけですから、それだけで70億程度の収入が見込めます。

他のスポーツでは毎日試合を行う事が特性上できませんが、プロ野球はシーズン中にほぼ毎日試合が行われています。

プロ野球並みに人気のあるサッカーは週に2試合程度で、年間でも50試合前後(ホームゲームは半分程度)と大きな差があります。
試合数の多ければ収入も増加するため、必然的に高年俸が実現しやすいのです。

その他にもテレビの放映権料やスポンサーからの収入などがあり、プロ野球は日本のプロスポーツの中では群を抜いて恵まれているスポーツといえます。

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