市役所職員の平均年収と月額給与・ボーナス
市役所職員
平均年収: 631万1166円
給料(月額):31万6040円
諸手当(月額):8万6908円
総支給給料(月額):40万2948円
ボーナス:147万5790円
職種 | 年齢 | 月額給与 (給与+手当) |
賞与・ボーナス (期末・勤勉手当) |
平均年収 |
---|---|---|---|---|
市役所職員 (一般行政職) |
42.1歳 | 40万2948円 | 147万5790円 | 631万1166円 |
全職種 | 41.8歳 | 41万3374円 | 153万1230円 | 649万1718円 |
技能労務職 | 51.5歳 | 37万3600円 | 148万8462円 | 597万1662円 |
高等学校教育職 | 44.8歳 | 43万4149円 | 172万1686円 | 693万1474円 |
小・中学校教育職 | 41.9歳 | 40万9427円 | 164万532円 | 655万3656円 |
警察職 | 38.6歳 | 46万1882円 | 156万7526円 | 711万110円 |
消防職 | 38.3歳 | 40万344円 | 144万5952円 | 625万80円 |
学校給食員 | 50.6歳 | 35万547円 | 146万1円 | 566万6565円 |
電話交換手 | 歳 | 0円 | 0円 | 0円 |
市役所職員の年収はおおむね650万円程度です。
市役所職員など多くの人が知る一般的な公務員である一般行政職の平均年収は650万円前後で推移しています。
国家公務員であれば、国(人事院)が一括して給与体系を決定していますが、市役所職員の場合は採用元である各都道府県、市区町村が決定します。
都道府県・市区町村、地域の事情を総合的に加味したうえで、給与体系が採用されます。
詳細な年収データは以下のリンクから給与支給状況が確認できます。
市役所職員の平均年収推移データ
年 | 月額給与 | ボーナス・賞与 | 年収 |
---|---|---|---|
2021年 | 40万2948円 | 147万5790円 | 631万1166円 |
2020年 | 40万860円 | 153万2304円 | 634万2624円 |
2019年 | 40万6201円 | 155万4737円 | 642万9149円 |
2018年 | 40万1242円 | 154万1792円 | 635万6696円 |
2017年 | 40万2147円 | 152万7143円 | 635万2907円 |
2016年 | 40万7147円 | 150万1470円 | 638万7234円 |
2015年 | 41万2638円 | 147万5368円 | 642万7024円 |
2014年 | 40万8334円 | 144万5090円 | 634万5098円 |
2013年 | 40万9019円 | 126万1828円 | 617万56円 |
2012年 | 41万1270円 | 127万1678円 | 620万6918円 |
2011年 | 42万1861円 | 142万5583円 | 648万7915円 |
2010年 | 41万8016円 | 143万6607円 | 645万2799円 |
2009年 | 42万3547円 | 152万7121円 | 660万9685円 |
2008年 | 42万5266円 | 167万6511円 | 677万9703円 |
2007年 | 43万3307円 | 169万1991円 | 689万1675円 |
市役所職員の平均年収はおおむね650万円前後を上下する形で推移しています。
概ね上場企業の平均と同様の水準です。
市役所の給与・定員などは地方公務員法を基本として各地方自治体の条例によって定められています。
市役所職員の初任給
市役所職員の初任給は各都道府県、市区町村によって様々です。
代表的な数値を紹介します。
※2019年取得
東京都
1類A | 大学院修士課程修了 | 240200円 |
1類B | 大学新卒者 | 220400円 |
2類 | 短大新卒者 | 188500円 |
3類 | 高校新卒者 | 174700円 |
大阪府
行政職 | 大卒初任給 | 200688円 |
愛知県
大学卒 | 一般行政職 | 約206300円 |
大学卒 | 研究職 | 約224600円 |
短大卒 | 一般行政職 | 約180600円 |
高校卒 | 一般行政職 | 約168100円 |
北海道
A区分(大学新卒) | 184576円 |
B区分(高校新卒) | 151513円 |
地域手当(物価などの水準に応じて支給される手当て)の影響で東京や大阪など経済水準が高い地域ほど、初任給が高くなる傾向にあります。
ただ、新卒時の初任給ではそれほど大きな差はありません。
市役所職員のボーナス
2021年の都道府県の平均ボーナス・賞与
種別 | ボーナス・賞与 |
---|---|
地方公務員 都道府県平均賞与 |
160万6834円 |
地方公務員 都道府県最高賞与 |
181万3600円 |
地方公務員 都道府県最低賞与 |
137万4900円 |
2021年の全国の市区町村の平均ボーナス・賞与
種別 | ボーナス・賞与額 |
---|---|
地方公務員 市町村別平均賞与 |
148万8915円 |
地方公務員 市町村別最高賞与 |
185万3300円 |
地方公務員 市町村別最低賞与 |
0円 |
都道府県・市区町村共にボーナスは4ヶ月以上が支給され、平均で150万円程度。
財政破綻した市区町村などではボーナスが0円になることもあります。
詳細は以下のランキングからご覧ください。
市役所職員の退職金
都道府県別の市役所職員(一般行政職)の退職金一覧です。
※60歳定年時データ。
2023年 | 北海道 | 2027.6万円 |
2023年 | 青森県 | 2193.3万円 |
2023年 | 岩手県 | 2254.2万円 |
2023年 | 宮城県 | 2242.6万円 |
2023年 | 秋田県 | 2180.4万円 |
2023年 | 山形県 | 2259.3万円 |
2023年 | 福島県 | 2088.5万円 |
2023年 | 茨城県 | 2253.3万円 |
2023年 | 栃木県 | 2272.3万円 |
2023年 | 群馬県 | 2238.4万円 |
2023年 | 埼玉県 | 2186.8万円 |
2023年 | 千葉県 | 2150.5万円 |
2023年 | 東京都 | 2273.1万円 |
2023年 | 神奈川県 | 2225万円 |
2023年 | 新潟県 | 2196.6万円 |
2023年 | 富山県 | 2048万円 |
2023年 | 石川県 | 2047.5万円 |
2023年 | 福井県 | 2080.1万円 |
2023年 | 山梨県 | 2264万円 |
2023年 | 長野県 | 2229.5万円 |
2023年 | 岐阜県 | 2190.3万円 |
2023年 | 静岡県 | 2307.1万円 |
2023年 | 愛知県 | 2291.6万円 |
2023年 | 三重県 | 2224.1万円 |
2023年 | 滋賀県 | 2275万円 |
2023年 | 京都府 | 2260.5万円 |
2023年 | 大阪府 | 2204.6万円 |
2023年 | 兵庫県 | 2089.5万円 |
2023年 | 奈良県 | 2105.3万円 |
2023年 | 和歌山県 | 2138.2万円 |
2023年 | 鳥取県 | 2115.2万円 |
2023年 | 島根県 | 2141.4万円 |
2023年 | 岡山県 | 2199.7万円 |
2023年 | 広島県 | 2114.1万円 |
2023年 | 山口県 | 2168.4万円 |
2023年 | 徳島県 | 2147.3万円 |
2023年 | 香川県 | 2116.2万円 |
2023年 | 愛媛県 | 2142.3万円 |
2023年 | 高知県 | 2080.2万円 |
2023年 | 福岡県 | 2242.2万円 |
2023年 | 佐賀県 | 2188.3万円 |
2023年 | 長崎県 | 2070.6万円 |
2023年 | 熊本県 | 2197.8万円 |
2023年 | 大分県 | 2234.7万円 |
2023年 | 宮崎県 | 2145.3万円 |
2023年 | 鹿児島県 | 2143.8万円 |
2023年 | 沖縄県 | 2193.6万円 |
退職金に関してはおおむね2200万円から2400万円程度で、各都道府県共にそれほど大きな差は存在していません。
サラリーマンの平均退職金で1880万円(大卒・大学院卒)ですから、世間一般の平均よりも若干高い水準に設定されているのがわかります。
市役所職員の生涯年収・生涯賃金
地方公務員賃金カーブを利用した市役所職員(一般行政職)の年収推移データをグラフ化して掲載しています。
各年齢別の年収推移、10代・20代・30代・40代・50代までのデータを一覧掲載。
年齢 | 給与 | ボーナス | 年収 |
---|---|---|---|
22歳 | 20万3244円 | 89万4277円 | 333万3215円 |
23歳 | 21万2565円 | 93万5289円 | 348万6079円 |
24歳 | 22万1886円 | 97万6301円 | 363万8943円 |
25歳 | 23万1207円 | 101万7314円 | 379万1807円 |
26歳 | 24万58円 | 105万6258円 | 393万6960円 |
27歳 | 24万8439円 | 109万3133円 | 407万4404円 |
28歳 | 25万6820円 | 113万7円 | 421万1849円 |
29歳 | 26万5201円 | 116万6883円 | 434万9293円 |
30歳 | 27万3853円 | 120万4954円 | 449万1195円 |
31歳 | 28万2777円 | 124万4221円 | 463万7554円 |
32歳 | 29万1702円 | 128万3489円 | 478万3913円 |
33歳 | 30万626円 | 132万2756円 | 493万273円 |
34歳 | 30万9904円 | 136万3579円 | 508万2434円 |
35歳 | 31万9535円 | 140万5960円 | 524万395円 |
36歳 | 32万9168円 | 144万8339円 | 539万8357円 |
37歳 | 33万8800円 | 149万719円 | 555万6319円 |
38歳 | 34万8244円 | 153万2272円 | 571万1198円 |
39歳 | 35万7499円 | 157万2998円 | 586万2994円 |
40歳 | 36万6755円 | 161万3724円 | 601万4791円 |
41歳 | 37万6011円 | 165万4450円 | 616万6587円 |
42歳 | 38万4130円 | 169万174円 | 629万9741円 |
43歳 | 39万1113円 | 172万896円 | 641万4253円 |
44歳 | 39万8095円 | 175万1619円 | 652万8764円 |
45歳 | 40万5077円 | 178万2342円 | 664万3276円 |
46歳 | 41万1187円 | 180万9227円 | 674万3485円 |
47歳 | 41万6426円 | 183万2276円 | 682万9392円 |
48歳 | 42万1664円 | 185万5324円 | 691万5299円 |
49歳 | 42万6903円 | 187万8372円 | 700万1206円 |
50歳 | 43万1243円 | 189万7473円 | 707万2401円 |
51歳 | 43万4687円 | 191万2628円 | 712万8885円 |
52歳 | 43万8132円 | 192万7782円 | 718万5370円 |
53歳 | 44万1576円 | 194万2937円 | 724万1855円 |
54歳 | 44万4630円 | 195万6372円 | 729万1933円 |
55歳 | 44万7292円 | 196万8088円 | 733万5604円 |
56歳 | 44万9955円 | 197万9805円 | 737万9274円 |
57歳 | 45万2618円 | 199万1522円 | 742万2946円 |
58歳 | 45万3950円 | 199万7380円 | 744万4782円 |
59歳 | 45万3950円 | 199万7380円 | 744万4782円 |
生涯賃金:2億2102万1824円 |
※残業代は支給金額に関する詳細な状況が不明、また残業代が満額支払われることはほとんどないのが現状のため加味していない。
※本来なら(俸給+扶養手当+地域手当)であるが、詳細が取得できないため(給与*月数)で計算している。
※生涯年収は22歳~59歳の年収+退職金。上記定年退職者数を使用。
22歳の大卒時では年収は330万円~350万円程度。
30歳後半から40歳で約600万円にまで年収が増加します。
その後も公務員らしく順調に収入は伸びていき、50歳で年収700万円強となり、定年間際で約750万円まで上昇します。
年収が1000万円を超えるのは役職に就いている市役所職員に限定されそうです。
地方都市の平均的な市役所職員であれば、定年間際になったとしても年収1000万円を超える事はありません。
生涯賃金は年収合計2億2102万1824円に退職金の約2000万円を加えた約2億5000万円程度になります。
※このデータには残業代など含まれていない手当てがあります。それらを含めると生涯賃金は3億円に近くになる事が予想されます。