国税専門官・税務署職員とは
国税専門官とは国税局、国税庁、税務署において税務行政を担当する国家公務員。
国税専門家には以下の3つの職種があります。
◇納税者からの申告に対して、適正かどうかの調査を行う国税調査官
◇滞納された税金の徴収を行う国税徴収官
◇脱税犯などに対して強制調査を行い告発を行う国税査察官
国税専門官・税務署職員の平均年収と月額給与・ボーナス
2022年
国税専門官・税務署職員
平均年収: 697万2905円
平均年齢:42.3歳
給料(月額):35万3566円
諸手当(月額):7万5697円
総支給給与(月額):42万9738円
ボーナス:181万6049円
国税専門官・税務署職員の年収はおおむね700万円前後で推移しています。
国家公務員である刑務官は国(人事院)が一括して給与体系を決定しています。
国税専門官・税務署職員の平均年収推移データ
年 | 月額給与 | ボーナス・賞与 | 年収 |
---|---|---|---|
2022年 | 42万9738円 | 181万6049円 | 697万2905円 |
2021年 | 43万2622円 | 182万9787円 | 702万1251円 |
2020年 | 43万5038円 | 184万1837円 | 706万2293円 |
2019年 | 43万6869円 | 187万1087円 | 711万3515円 |
2018年 | 43万7777円 | 185万5023円 | 710万8347円 |
2017年 | 44万286円 | 184万5958円 | 712万9390円 |
2016年 | 44万2569円 | 181万5503円 | 712万6331円 |
2015年 | 44万4828円 | 178万4857円 | 712万2793円 |
2014年 | 44万3555円 | 174万319円 | 706万2979円 |
2013年 | 41万2410円 | 140万7172円 | 635万6092円 |
2012年 | 41万1574円 | 140万5228円 | 634万4116円 |
2011年 | 44万4657円 | 168万5698円 | 702万1582円 |
2010年 | 44万5250円 | 168万8443円 | 703万1443円 |
2009年 | 44万7298円 | 178万1977円 | 714万9553円 |
2008年 | 44万8758円 | 193万9424円 | 732万4520円 |
2007年 | 44万8303円 | 193万7957円 | 731万7593円 |
国税専門官・税務署職員の平均年収はおおむね700万円前後を上下する形で推移しています。
ボーナスも例年180万円前後を推移しており、概ね上場企業の平均と同様の水準といえます。
国税専門官・税務署職員の初任給
国税専門官の初任給は248520円(税務職俸給表1級22号俸が適用)
※東京都特別区内に勤務する場合
地域手当の支給されない地域の場合の初任給は207100円。
扶養手当:扶養親族のある者に支給。子月額10,000円など。
住居手当:借家(賃貸のアパート等)に住んでいる者等に月額最高27,000円
通勤手当:交通機関を利用している者等に定期券相当額(1月当たり最高55000円)
期末手当・勤勉手当(ボーナス):1年間に俸給等の約4.45月分
※2019年
国税専門官・税務署職員のボーナス
年齢 | ボーナス |
---|---|
22歳 | 91万6585円 |
23歳 | 96万2776円 |
24歳 | 100万8968円 |
25歳 | 105万5158円 |
26歳 | 110万3696円 |
27歳 | 115万4582円 |
28歳 | 120万5467円 |
29歳 | 125万6352円 |
30歳 | 130万9590円 |
31歳 | 136万5179円 |
32歳 | 142万769円 |
33歳 | 147万6359円 |
34歳 | 152万7294円 |
35歳 | 157万3576円 |
36歳 | 161万9856円 |
37歳 | 166万6137円 |
38歳 | 170万8473円 |
39歳 | 174万6864円 |
40歳 | 178万5254円 |
41歳 | 182万3645円 |
42歳 | 186万301円 |
43歳 | 189万5224円 |
44歳 | 193万146円 |
45歳 | 196万5069円 |
46歳 | 200万2726円 |
47歳 | 204万3119円 |
48歳 | 208万3512円 |
49歳 | 212万3904円 |
50歳 | 215万2742円 |
51歳 | 217万24円 |
52歳 | 218万7307円 |
53歳 | 220万4590円 |
54歳 | 221万8487円 |
55歳 | 222万9001円 |
56歳 | 223万9514円 |
57歳 | 225万28円 |
58歳 | 223万8472円 |
59歳 | 220万4846円 |
国税専門官・税務署職員の年齢別ボーナス推移です。
採用時には約90万円程度のボーナスですが、35歳くらいに150万円を突破し、40代後半の頃には年間で200万円を超えてきます。
国税専門官・税務署職員の退職金
国税専門官・税務署職員の60歳定年時の平均退職金金額は2108万5000円です。
※内閣官房 国家公務員退職手当の支給状況より。60歳定年時データ。
サラリーマンの平均退職金で1880万円(大卒・大学院卒)ですから、世間一般の平均よりも若干高い水準に設定されているのがわかります。
国税専門官・税務署職員の生涯年収・生涯賃金
国家公務員の賃金カーブを利用した国税専門官・税務署職員の年収推移データをグラフ化して掲載しています。
各年齢別の年収推移、10代・20代・30代・40代・50代までのデータを一覧掲載。
年齢 | 給与 | ボーナス | 年収 |
---|---|---|---|
22歳 | 20万8314円 | 91万6585円 | 341万6363円 |
23歳 | 21万8812円 | 96万2776円 | 358万8531円 |
24歳 | 22万9311円 | 100万8968円 | 376万697円 |
25歳 | 23万9808円 | 105万5158円 | 393万2863円 |
26歳 | 25万840円 | 110万3696円 | 411万3779円 |
27歳 | 26万2405円 | 115万4582円 | 430万3442円 |
28歳 | 27万3970円 | 120万5467円 | 449万3106円 |
29歳 | 28万5535円 | 125万6352円 | 468万2770円 |
30歳 | 29万7634円 | 130万9590円 | 488万1201円 |
31歳 | 31万268円 | 136万5179円 | 508万8398円 |
32歳 | 32万2902円 | 142万769円 | 529万5596円 |
33歳 | 33万5536円 | 147万6359円 | 550万2794円 |
34歳 | 34万7112円 | 152万7294円 | 569万2643円 |
35歳 | 35万7631円 | 157万3576円 | 586万5146円 |
36歳 | 36万8149円 | 161万9856円 | 603万7648円 |
37歳 | 37万8667円 | 166万6137円 | 621万149円 |
38歳 | 38万8289円 | 170万8473円 | 636万7946円 |
39歳 | 39万7014円 | 174万6864円 | 651万1038円 |
40歳 | 40万5740円 | 178万5254円 | 665万4130円 |
41歳 | 41万4464円 | 182万3645円 | 679万7223円 |
42歳 | 42万2796円 | 186万301円 | 693万3852円 |
43歳 | 43万732円 | 189万5224円 | 706万4017円 |
44歳 | 43万8669円 | 193万146円 | 719万4181円 |
45歳 | 44万6606円 | 196万5069円 | 732万4347円 |
46歳 | 45万5165円 | 200万2726円 | 746万4707円 |
47歳 | 46万4345円 | 204万3119円 | 761万5262円 |
48歳 | 47万3525円 | 208万3512円 | 776万5817円 |
49歳 | 48万2706円 | 212万3904円 | 791万6372円 |
50歳 | 48万9259円 | 215万2742円 | 802万3858円 |
51歳 | 49万3187円 | 217万24円 | 808万8274円 |
52歳 | 49万7115円 | 218万7307円 | 815万2690円 |
53歳 | 50万1043円 | 220万4590円 | 821万7107円 |
54歳 | 50万4201円 | 221万8487円 | 826万8908円 |
55歳 | 50万6591円 | 222万9001円 | 830万8095円 |
56歳 | 50万8980円 | 223万9514円 | 834万7282円 |
57歳 | 51万1370円 | 225万28円 | 838万6469円 |
58歳 | 50万8743円 | 223万8472円 | 834万3397円 |
59歳 | 50万1101円 | 220万4846円 | 821万8064円 |
生涯賃金:2億4482万8181円 |
※残業代は支給金額に関する詳細な状況が不明、また残業代が満額支払われることはほとんどないのが現状のため加味していない。
※本来なら(俸給+扶養手当+地域手当)であるが、詳細が取得できないため(給与*月数)で計算している。
※生涯年収は22歳~59歳の年収+退職金。上記定年退職者数を使用。
22歳の大卒時では年収は350万円程度。
40代中頃で700万円にまで年収が増加します。
その後も公務員らしく順調に収入は伸びていき、50歳で年収800万円程度となり、定年間際で約800万円を超える年収となります。
生涯賃金は年収合計2億4482万8181円に退職金の約2000万円を加えた約2億7000万円程度になります。
※このデータには残業代など含まれていない手当てがあります。それらを含めると生涯賃金は3億円に近くになる事が予想されます。