全国市区町村 所得(年収)ランキング 2019年

全国1741の市区町村の所得・年収データをランキングにして掲載

2019年総務省発表の資料より全国1741市区町村の所得を算出しました。

2019年のトップも例年通りの東京都港区。
圧倒的な存在感を今年も維持しており、平均所得は驚異の1217万円。
昨年よりも平均所得が100万円近くも増加するなど、相変わらず日本最強の街として君臨し続けています。

そして第2位もまた、東京都千代田区で平均所得は約1081万円。
昨年よりも大きく数字を伸ばし、1000万円の大台に到達しています。

やはり、港区と千代田区は東京の中でも別格で、このワンツーコンビはおそらく来年以降も続いていきそうです。

そして、今年も注目されるのは7位の北海道猿払村。

なんと昨年は猿払村のホタテが不漁となり、所得が100万円以上もダウンしました。
状況次第では上位の2強に食い込むかと思われた北海道最強の猿払村ですが、2019年は大きく順位を落とす結果となりました。

そして、関西の高級住宅街「芦屋市」が昨年より順位を1つあげての4位。
芦屋市は関西の富豪が集まる街でランキング上位の常連です。

そして5位にこちらも富豪の集まる別荘地、軽井沢町が昨年の57位より大きく順位を上げてランクインしています。
軽井沢町は大きな産業がある街ではないため、もしかするととんでもない税金額を納める富豪が軽井沢に移り住んだのかもしれません。

今年も上位を東京の市区町村が占める結果となり、特に大きな変化はありませんでした。
少子化で人口が減少していく中、都市部と地方の経済格差は拡大していく傾向にあるため、来年以降も東京の一人勝ちは続いていきそうです。

※これらのデータは明確な年収ではなく、「所得」です。
各種の社会保険や控除などがあるため実際の総年収としては、この「所得」数値よりも多くなります。職業や給与状況によって大きく異なりますが概算としては300万円の所得で400万円以上の年収になります。参考程度にご覧ください。