アフィリエイトマーケティング協会のアンケートデータ、A8.net個人報酬ランキングより、アフィリエイターの年収・収入状況を掲載しています。

アフィリエイターの年収
60%以上が
年収12万円以下
トップクラス
年収7000万円以上

アフィリエイターの年収・収入について

アフィリエイターとは
アフィリエイトとは、サイトやブログに広告を掲載して、その成果に応じて報酬を得るシステムのことです。
ユーザーがウェブサイトを訪問し、そこに掲載してあるバナー広告などから商品を購入することで運営者に規定の報酬が支払われます。
大きな視点で見れば、自社のコンテンツに広告を掲載して収入を得ているYahooやlivedoorなどのポータルサイトもアフィリエイトサイトのひとつと言えます。
ただ、Yahooのような企業単体で独自の広告を掲載しているような大規模サイトの場合はアフィリエイトサイトとは言われません。
専業の仕事として取り組んでいる人もいる一方で、時間の制約が無く在庫を抱えるリスクも皆無のため主婦や会社員の小遣い稼ぎとしても人気のある職業です。
全国でアフィリエイターして活動している人数は2012年の時点で387万人との予測データがあります。※2012年 株式会社もしも発表
アフィリエイターになるには
アフィリエイターになるにはまずは自身でウェブサイトやブログを開設します。
その後に広告出稿企業からの広告をとりまとめるASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)にウェブサイトを登録します。
大手のASPは以下の通りです。小さなASPも含めれば数十社以上はあるといわれています。
・A8.net
・アクセストレード
・バリューコマース
・JAnet
・楽天アフィリエイト
・アマゾンアソシエイト
登録の際に審査がありますが、審査をクリアすればASPが取り扱う個別広告を自身の媒体に掲載することができます。
後はウェブサイトに人を呼び込み、商品が売れるようにコンテンツを構成していきます。
収入状況
まずは、ASPやアフィリエイトマーケティング協会が発表している収入状況データを掲載します。
株式会社もしも発表(2012年)
アフィリエイター:387万人
広告主:8868社
市場規模:約1052億円
平均報酬額:3116円(年収3万7392円)
少し古い2012年のデータですが、平均報酬額は3116円、年収で3万7千円と寂しい結果となっています。
アフィリエイトマーケティング協会 (2015年)

2015年に実施されたアフィリエイターに対するインターネット上でのアンケート回答です。
全回答者3103名のうち「収入なし」が760名。
「1000 円未満」が618名。
「収入なし」「1000 円未満」の回答で約45%を占めています。
半数の人がほぼ収入無しというかなり厳しいデータになっています。
月20万円から100万円を超える割合が全回答者の10%超と、10人に一人は生活ができる水準の報酬を得ているようです。
回答者3103名の中で300人程度は月収20万円以上、年収240万円以上を稼ぎ出している計算になります。
これを上記のアフィリエイター総数387万人に当てはめてみると、実に38万人が年収240万円以上を稼ぎ出している計算になります。
アンケートに協力するような人はそれなりの経験者である可能性が高いため、単純な全体数に割合をそのまま適用した結果を信じ切ることは難しいですが、それでも相当数の人が生活レベルの収入を得ていると考えられます。
ASPの公開報酬
大手ASPのA8.netでは成果報酬ベスト3(個人)が常に公開されています。※2016年2月
1位:596万円
2位:480万円
3位:464万円
個人でありながら、500万円を超える驚愕の報酬を稼ぎ出しています。
アフィリエイトの怖さ
アフィリエイトは自身のウェブサイトにアクセスが集まれば集まるほど購入者が増加し収入も増加します。
サイトへの流入経路としては検索エンジン経由が中心ですが、 アフィリエイターは検索結果の上位に位置できるようにウェブサイトの内的・外的要因をカスタマイズするSEO(検索エンジン最適化)といわれる手法を使ってアクセスを増やしています。
ただ、このSEO技術は恒久的なものでなく、ある時には有効でも、時が経てば全く逆効果になり最悪の場合は検索エンジンから抹消されてしまうこともあります。
全てはグーグルのアルゴリズム次第で、SEOに失敗してしまえば一気に収入を失うことも考えられるのです。
実際に、グーグルの大幅なアルゴリズム変更の際にはアフィリエイターの歓喜と狂気が多くのブログやツイッターから散見できます。
インターネットが生み出した新しい職業ですが、成功も失敗も最終的には検索エンジン次第、グーグル次第という安定しにくい職業であることは強く認識しておく必要があるでしょう。