
消費税とは、商品代金に10%(国税7.8%、地方税2.2%)を追加して消費者が支払う税金のことです。
消費税導入当時には、増税になることと商品代金に3%の消費税を加算する複雑さのせいで、それはそれは忌み嫌われる存在でありました。
その消費税も2019年10月に8%から10%に引き上げられ、8%時代には複雑だった端数計算も現在では容易に数字の算出ができるようになりました。
それでは、簡単に消費税の計算ができる計算方法を紹介しましょう。
税抜価格から税込み価格を計算する
①1.1をかける
1000円x1.1=1100円
②10%をたす
1000円の10%は100円
1000円+100円=1100円
税込価格から税抜価格を計算する
①1.1で割る
1100円÷1.1=1000円
税抜価格から消費税のみを計算する
①0.1をかける
1000円x0.1=100円
9000円x0.1=900円
税込価格から消費税のみを計算する
①11で割る
1100円÷11=100円
9020円÷11=820円
11で割れば良いだけなので、極めて容易です。
端数が出る場合は?
消費税の計算で端数が発生する場合があります。
このような場合、0.1円の端数の処理(四捨五入・切り捨て・切り上げ)をどのようにするかはその事業者が独自に判断することになっています。※財務省表示方法より
税込みで1222.1円であれば、店舗次第で以下のどれかが採用されています。
・1223円(切り上げ)
・1222円(四捨五入)
まとめ
消費税の計算は意外と簡単です。
現在の消費税は10%なので11,1.1、0.1を使い分ける事ができれば、どのような数字からも簡単に消費税を算出することができます。