様々な専門知識を持ったスペシャリストチーム。
金融・人材系の知識が強い。
・給料の高い会社に転職したい。
・収入はこだわらないが、休日や待遇が充実している所が良い。
など様々な思いを胸に転職の扉を叩く人がほとんどです。
私のところにも「転職したい」と多くの相談が寄せられますが、ほとんどの人が実にもったいない転職活動を行っています。
何がもったいないのか?
こちらの記事にわかりやすい話がありました。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80808?page=2
要約すると
有名料理店を経営する落合シェフの店は人気があり客層も良く(政治家や有名人が多数来客)、数十人の従業員を無借金で雇用できるほどの良好な経営状況だった。
しかし、コロナの影響で店が営業できなくなり、従業員の給料を借り入れするために銀行を訪れると「信用がないので貸せない」と言われた。
落合シェフは
「無借金で経営できてる良好な状態のウチの店がどうして借りられないの?」
と疑問に思い尋ねたら
無借金経営 = 取引がなく信用がない
銀行は信用があるかどうか分からない相手にすぐには貸せない、と捉えている事がわかり驚いた。
銀行から見れば、「何の裏付けのない経営が良好だと自分で宣言しているだけの一企業」でしかなかったのに、無借金経営というだけで銀行にとって
という、錯覚に陥っており、金融市場での自社の価値を見誤ったあげく、自身の会社の立ち位置も認識できていなかったのです。
私が言いたいのはまさにこの部分で、転職市場においても
・自分の価値をわかっていない ※自分の転職偏差値を知らない
という、自分の価値も転職業界の状況もわかっていない人が、かなりを占めているのが現状でそのような状態では圧倒的に損をしやすい流れで活動することになります。
2ヶ月以内には決めたい!
転職のサイトとかエージェントで探せばすぐとは言わなくても、紹介してくれるでしょ。
最悪、ハローワークにも行けば問題ないはず。
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あなたは、このような安易な考えで転職を検討していませんか?
例えるなら、
志望大学の過去問も確認せず、自分の偏差値を知るための模擬試験も受験せずに大学受験にチャレンジするようなもので、そのような人が志望校に合格できると思いますか?
登る山の高さがどのくらいかも調べずに、防寒着も用意していない人が登山に成功すると思いますか?
取引先と仕事をする時には事前調査は当たり前のはずなのに、転職に関しては出たとこ勝負でも問題がないと思いこんでいる人が大多数です。
なぜなんでしょうね?
どう考えてもおかしいのに、なぜかみんな同じ行動を取るんです。
理由は私にもわかりませんが、なぜかみんな出たとこ勝負をしたがります。
とにかく情報を集めましょう!
知っている人だけが得をする、転職は情報戦です。
※ビジネス全般に共通することですが、、
では、スムーズに転職をすすめるにはどうすれば良いのか?
まず、転職を考えるなら自分の市場価値と相手(企業・業界)の情報を事前に入手するために、最大手の転職エージェントに登録してください。
なぜ大手に限定するのかといえば、単純に情報量が多いからです。
全国規模の情報を持っている大手であればどこでも構いません。
登録完了後には、スカウトメールや電話、zoomでエージェントから連絡が来ます。
そこで紹介される仕事の質や提示年収で自身の価値を確認、更にあなたが希望する労働条件や業種の希望をふまえて、最良の選択肢を選んでいけば良いのです。
■自分の転職偏差値がわかる
※転職できるだけの需要があるのか、はっきりと回答してくれます。
■長期間のアプローチが可能となり、コネクションもできるため優良な転職先に出会える可能性が高くなる
※希望に合致する求人が出た場合に連絡をもらうことができる。
■求人・企業情報を知ることができる
※この時期は希望職種の求人は少ない。〇〇は7月から増えだすのでそこまで待ったほうが良い、などアドバイスが貰えます。
■今の会社の良さがわかる
※紹介される案件を知ることで、転職すべきでないと判断できるかもしれません。
機械系営業/30代前半/男性/年収600万円以上
転職活動をする前に田中さんに「とりあえず情報を集めてから」と言われ、面倒でしたが渋々リクルートエージェントに行きました。
エージェントに登録してみたものの、かなり条件(無名企業の飛び込み営業系)が悪い案件ばかり紹介されたので退職せずに、現状のまま頑張ることにしました。
「本山さんにはこのくらいの求人しか紹介できません」とはっきり言われて腹が立ちましたが、現実を知ることができたので良い判断だったと思います。
何も知らずに勢いで退社していたらと思うとぞっとしました。
経理事務/20代後半/女性/年収400万円以上
indeedの気になった求人に手当たり次第に応募している事を告げると
「何でそんな場当たり的に活動してるの?ちゃんと自分の状況を確認しないと時間とメンタルを消耗にするだけだよ」
と田中さんに言われ、転職エージェントに相談に行きました。
無理やり紹介されそうなのでエージェントは避けていたのですが、私の経歴から受かりそうな会社をいくつかピックアップしてもらい、3社目で希望条件にマッチする会社に入社することができました。
今にして思うと独力で活動するのは効率が悪かったですね。
「受験の時には塾に行って教えてもらってたでしょ? それなのに何で転職する時に誰かの意見を聞かないの?」
と言われ、当たり前のことが当たり前にできていなかったと自分の無知を反省しました。
なぜか、「転職に関しては場当たり的でもいける」という変な意識がありました。
実際に転職するかどうかは別としても、とりあえず自分の価値と希望職種の状況を確認しておくことは忘れないでください。
エージェントにデータとして籍を置いておくだけでも、もし何かの拍子に転職をしたくなったら、すぐに行動に移すことができます。
裏事情を話せば、エージェントはあなた一人を転職させるだけで相手企業から軽自動車1台分くらいの報酬はもらえます。
※転職者の年収の30%程度。
適当なところを紹介して転職者にすぐに退職されるとエージェントの評価も下がるため、適当なところを紹介することもありません。
エージェント側も本気で対応してくれるので、転職希望者にはメリットしかない状況です。
以下に最大手のエージェントを紹介しておきます。
いくつか登録して、エージェント側の意見を聞いてみてください。
そこから転職の第一歩をはじめましょう。
おすすめの転職エージェント
最大手リクルートグループの転職エージェント。
非公開求人の紹介転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介してくれます。
職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業に売り込みを行うサポートもあります。
【公式】https://www.r-agent.com/
リクルートと並ぶ最大手転職エージェント。
リクナビかマイナビかと言われるほど求人数が多く、応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポートがウリ。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
10万件以上の求人データベースを抱える大手転職エージェント。
dodaの専門スタッフによる希望や適性に合った求人の紹介、転職活動のサポートサービス。
専門スタッフが企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までをトータルサポートしてくれます。
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◆ビズリーチ
年収600万円以上など、ハイクラス向きの転職エージェント。
会員数8万人以上、掲載求人数5900件以上、ヘッドハンター520名以上の日本最大級の管理職向け転職サイトです。
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