電通グループの平均年収・生涯賃金・初任給
上場企業が公表している有価証券報告書データより電通グループの収入状況のデータを集計。
電通グループの平均年収は1520万3833円、生涯年収(生涯賃金)は5億2589万9914円でした。
電通グループ
平均年収:1520万3833円
生涯年収:5億2589万9914円
平均勤続年数:14.7年
平均年齢:44.0歳
従業員数:129人
初任給データが取得できませんでした。
内定者数:‐人(男:‐ 女:‐)
中途採用者数:‐人
※初任給・採用者は2021年取得
電通グループの年別年収推移と従業員数、平均年齢、勤続年数
電通グループの平均年収・従業員数・平均年齢・勤続年数の各種データの推移状況を年毎にグラフ化。
少人数かつ高収入の企業がありますが、そのほとんどは事業を行う本体の企業とは別の「~ホールディングス」といった持ち株会社。
1年毎の推移をグラフとして見ることで企業の体力や状況を知ることができます。
年 | 従業員数 | 平均年齢 | 勤続年数 | 年収 |
---|---|---|---|---|
2022年 | 129人 | 44.0歳 | 14.7年 | 1520万3833円 |
2021年 | 181人 | 45.7歳 | 16.9年 | 1295万498円 |
2020年 | 164人 | 46.4歳 | 17.3年 | 1341万8790円 |
2019年 | 7071人 | 40.9歳 | 13.8年 | 1168万7559円 |
2018年 | 6921人 | 40.7歳 | 13.8年 | 1179万7585円 |
2017年 | 6927人 | 40.1歳 | 13.6年 | 1272万5364円 |
2016年 | 6799人 | 40.3歳 | 14.1年 | 1247万7350円 |
2015年 | 7261人 | 39.5歳 | 13.3年 | 1228万8322円 |
2014年 | 7425人 | 39.1歳 | 13.5年 | 1191万7821円 |
2013年 | 7515人 | 38.9歳 | 13.1年 | 1143万4522円 |
2012年 | 7494人 | 38.6歳 | 12.8年 | 1145万5313円 |
2011年 | 6903人 | 39.1歳 | 13.6年 | 1163万2591円 |
2010年 | 6724人 | 39.1歳 | 13.8年 | 1118万4952円 |
2009年 | 6532人 | 39.0歳 | 13.7年 | 1278万2768円 |
2008年 | 6331人 | 39.0歳 | 13.8年 | 1356万8203円 |
2007年 | 6209人 | 39.1歳 | 14.0年 | 1334万4136円 |
2006年 | 6005人 | 39.2歳 | 14.4年 | 1335万8936円 |
2005年 | 5803人 | 39.3歳 | 14.6年 | 1379万5967円 |
電通グループの年収偏差値
3000社以上の上場企業における電通グループの年収偏差値を算出いたしました。
このデータによって、電通グループの年収が上場企業内、業界内、都道府県内においてどれほどの位置にあるのか相対的な状況を知ることができます。
電通グループの年収偏差値は100.3でした。
日本の中でも異次元の収入状況です。
偏差値80以上は全体の0.1%程度。間違いなく日本のトップ企業といえます。
電通グループの全上場企業中の年収ランキング
3000社以上ある上場企業の中での電通グループのデータを上場企業別・業種別・都道府県別にランク付けしました。
電通グループの平均年収1520万3833円、生涯年収5億2589万9914円のランキングは以下の結果となりました。
電通グループの年齢別年収推移と生涯年収・生涯賃金
2022年 電通グループの30歳から55歳の推定推移グラフと25歳から59歳までの年収・ボーナス・給与推移データを見ることができます。
※賃金構造基本統計調査 業種別賃金カーブデータからの推計値。
20代の年収状況
年齢 | 月額給与 | 給与(年間) | ボーナス(年間) | 年収 |
---|---|---|---|---|
25歳 | 81万2570円 | 975万848円 | 97万6887円 | 1072万7736円 |
26歳 | 83万1986円 | 998万3833円 | 111万6055円 | 1109万9888円 |
27歳 | 85万1401円 | 1021万6818円 | 125万5223円 | 1147万2041円 |
28歳 | 86万9549円 | 1043万4593円 | 136万5644円 | 1180万237円 |
29歳 | 88万6429円 | 1063万7158円 | 144万7312円 | 1208万4471円 |
25歳で1072万7736円、29歳で1208万4471円と給与は上昇し、20代後半の平均年収は1143万6875円となっています。
日本全体の20代後半の平均年収の402万7000円(男性平均)と比較すると、世間一般の水準よりも相当に高く一流企業の水準といえます。30代の年収状況
年齢 | 月額給与 | 給与(年間) | ボーナス(年間) | 年収 |
---|---|---|---|---|
30歳 | 90万3310円 | 1083万9724円 | 152万8981円 | 1236万8706円 |
31歳 | 92万190円 | 1104万2290円 | 161万650円 | 1265万2940円 |
32歳 | 93万7071円 | 1124万4855円 | 169万2318円 | 1293万7174円 |
33歳 | 95万1525円 | 1141万8307円 | 176万1651円 | 1317万9959円 |
34歳 | 96万3553円 | 1156万2646円 | 181万8648円 | 1338万1295円 |
35歳 | 97万5582円 | 1170万6984円 | 187万5646円 | 1358万2630円 |
36歳 | 98万7610円 | 1185万1322円 | 193万2643円 | 1378万3966円 |
37歳 | 99万9638円 | 1199万5661円 | 198万9640円 | 1398万5301円 |
38歳 | 101万1314円 | 1213万5769円 | 205万8238円 | 1419万4011円 |
39歳 | 102万2637円 | 1227万1650円 | 213万8441円 | 1441万91円 |
30代前半の平均年収は1290万4015円、30代後半の平均年収は1399万1200円。
働き盛りの年齢であり、大きな年収アップが望めるでしょう。実際に30歳1236万8706円から、39歳の1441万91円まで20代よりも給与の伸び率は高くなっています。
40代の年収状況
年齢 | 月額給与 | 給与(年間) | ボーナス(年間) | 年収 |
---|---|---|---|---|
40歳 | 103万3960円 | 1240万7531円 | 221万8641円 | 1462万6172円 |
41歳 | 104万5284円 | 1254万3408円 | 229万8843円 | 1484万2255円 |
42歳 | 105万6607円 | 1267万9289円 | 237万9046円 | 1505万8336円 |
43歳 | 106万3513円 | 1276万2157円 | 243万316円 | 1519万2474円 |
44歳 | 106万3791円 | 1276万5503円 | 243万8199円 | 1520万3703円 |
45歳 | 106万4070円 | 1276万8851円 | 244万6079円 | 1521万4931円 |
46歳 | 106万4350円 | 1277万2200円 | 245万3959円 | 1522万6156円 |
47歳 | 106万4628円 | 1277万5545円 | 246万1839円 | 1523万7385円 |
48歳 | 106万8150円 | 1281万7808円 | 247万5053円 | 1529万2862円 |
49歳 | 107万4915円 | 1289万8981円 | 249万3604円 | 1539万2586円 |
企業の主力となる40代前半の平均年収は1498万4588円、40代後半の平均年収は1527万2784円。
40歳1462万6172円から、49歳の1539万2586円まで順調に収入が増加していきます。
40代前半の平均年収が582万1000円(男性平均)ですから、平均よりも916万3588円も高く、この年収を得られる電通グループは日本の企業でもトップ層にあたります。50代の年収状況と生涯賃金
年齢 | 月額給与 | 給与(年間) | ボーナス(年間) | 年収 |
---|---|---|---|---|
50歳 | 108万1679円 | 1298万155円 | 251万2152円 | 1549万2307円 |
51歳 | 108万8444円 | 1306万1328円 | 253万704円 | 1559万2032円 |
52歳 | 109万5208円 | 1314万2501円 | 254万9255円 | 1569万1757円 |
53歳 | 109万4305円 | 1313万1669円 | 253万9123円 | 1567万793円 |
54歳 | 108万8291円 | 1305万9500円 | 250万9873円 | 1556万9373円 |
55歳 | 108万2277円 | 1298万7330円 | 248万623円 | 1546万7954円 |
56歳 | 107万6263円 | 1291万5161円 | 245万1372円 | 1536万6534円 |
57歳 | 107万249円 | 1284万2992円 | 242万2122円 | 1526万5115円 |
58歳 | 104万5536円 | 1254万6443円 | 228万3060円 | 1482万9503円 |
59歳 | 100万8358円 | 1210万306円 | 207万789円 | 1417万1096円 |
電通グループの50代前半の平均年収は1560万3252円、50代後半の平均年収は1502万40円。
多くの企業が50代前半あたりで最高年収となりますが、電通グループの55歳時年収は1546万7954円となっています。
入社から順調に伸び、50代で最高年収に達した後は定年に向けてゆるやかに減少していきます。
生涯賃金は5億2589万9914円に平均退職金2000万円を加算した5億4589万9914円程度になると予想されます。
電通の年収について
電通の年収は例年1000万円を超えており、日本の中でもトップを争うほどの高給企業です。
30歳の時点で1000万円の年収に届き、そこからも確実に年収は増加し続けます。
ただ、収入に占める残業代の割合が高く、社員の慢性的な長時間労働を背景に高い給与が支給されているという見方もできます。
2017年の残業抑制制度の状況次第では、2017年以降は若干の減少に転じるかもしれません。
生涯年収は4億5000万円程度で一般の平均が2億円強の状況を考えると、一般人の倍の収入が期待できるということになります。
電通の仕事内容
電通が巨大で有名な企業という事は知っていても、実際にどのようなことを行っているかを知っている人は少ないかも知れません。
電通の代表的な仕事を紹介します。
◇新聞やテレビ、インターネットの広告
広告の販売や交渉、CM製作の取り次ぎなど。
◇ワールドカップやオリンピックなどのイベントサポート
招致活動の戦略作成。イベントの企画や効率的な開催スケジュール作成など。
◇政党・国家議員の選挙の手伝い
選挙に勝つための戦略構成やイメージ調査など
◇商品の企画・イベントPR
サントリー「角ハイボール」やスタジオジブリの映画PRなど
一番有名な業務は広告代理店という名前そのままの「広告の営業・販売」でしょう。
当然ながら同社の主力事業です。
広告関連以外にもありとあらゆる依頼が企業から舞い込んできます。
中には先例のないビジネスも少なくありませんが、積み重ねてきた知識と経験をもとに、その目的を実現させるために全力で仕事に取り組むといいます。
広告代理店を名乗ってはいますが、実際の仕事内容は「便利屋」「何でも屋」に近いといえます。
電通と激務
四代目電通社長の吉田秀雄氏が作成した「鬼十則」
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
電通の強烈な仕事への情熱を代弁したような名文句の数々が並んでいます。
かつては電通の熱烈な働き方として社員手帳に記載されるほど支持を集めていたこれらの「思い」ですが、現在ではその文句は社員手帳からは削除されています。
2016年、長時間労働を苦に女性社員が自殺してしまうという痛ましい出来事が発生してしまいました。
異常な労働環境が問題視され社会問題になり、電通は2017年に労働基準法違反の罰金刑を受けています。
それを契機に、社内での働き方を見直し、残業時間を22時までに抑制することが決められました。
かつてであれば100時間超えの残業もあたりまえの状況だった事を考えると、電通の職場環境も相当に向上しているといえそうです。
電通の採用と採用実績校
採用実績校
東京大学、京都大学、慶応大学、早稲田大学、上智大学、東京芸術大学など。※2014年
採用は国立私立のトップ大学の採用がメインといえます。
就職したい企業ランキングでは常にトップを争うほどの人気で、大学生達の憧れの企業であり続けています。
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佐々木
自身の市場価値を年収で知れるのは画期的。
体験者からの評判が良く、今後の参考になります。
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