賃金構造基本統計調査をもとに航空機操縦士(パイロット)の平均年収・生涯年収・生涯賃金などのデータを算出。
※統計データの中には調査母数の少ないデータも含まれています。
統計学上、調査母数の多いデータほど実態に近いデータが算出されます。
母数の少ないデータの場合は参考程度にデータをご使用ください。
航空機操縦士(パイロット)の平均年収
航空機操縦士(パイロット)
平均年収
全体:1694万6100円
男性:1708万300円
女性:1212万7800円
2019年 項目 | 男 | 女 | 合計 |
---|---|---|---|
平均年齢 | 39.6歳 | 32.0歳 | 39.4歳 |
勤続年数 | 10.4年 | 5.4年 | 10.3年 |
労働時間 | 140時間 | 139時間 | 140時間 |
超過実労働時間 | 1時間 | 1時間 | 1時間 |
平均月収 | 123万3400円 | 89万7600円 | 122万4300円 |
平均賞与(ボーナス) | 227万9500円 | 135万6600円 | 225万4500円 |
平均年収 | 1708万300円 | 1212万7800円 | 1694万6100円 |
航空機操縦士(パイロット) 年収推移データ
航空機操縦士(パイロット)の年収推移データをご覧ください。
合計 | 年収 | 月収 | ボーナス | 年齢 | 勤続年数 | 労働時間 | 超過勤務 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 1694万6100円 | 122万4300円 | 225万4500円 | 39.4歳 | 10.3年 | 140時間 | 1時間 |
2018年 | 2048万300円 | 150万2400円 | 245万1500円 | 43.0歳 | 16.0年 | 148時間 | 1時間 |
2017年 | 1192万1300円 | 89万3500円 | 119万9300円 | 43.2歳 | 8.1年 | 151時間 | 3時間 |
2016年 | 2047万3900円 | 152万3200円 | 219万5500円 | 45.8歳 | 19.1年 | 139時間 | 1時間 |
2015年 | 1531万5200円 | 111万7700円 | 190万2800円 | 44.0歳 | 17.3年 | 153時間 | 1時間 |
2014年 | 1712万900円 | 127万2100円 | 185万5700円 | 43.1歳 | 16.7年 | 136時間 | 2時間 |
2013年 | 1160万1100円 | 84万7500円 | 143万1100円 | 44.5歳 | 13.5年 | 150時間 | 5時間 |
2012年 | 1151万6500円 | 89万7200円 | 75万100円 | 43.3歳 | 12.9年 | 155時間 | 4時間 |
2011年 | 1198万8400円 | 95万4400円 | 53万5600円 | 42.5歳 | 13.5年 | 151時間 | 2時間 |
2010年 | 1136万1300円 | 89万9500円 | 56万7300円 | 42.0歳 | 11.1年 | 147時間 | 1時間 |
男 | 年収 | 月収 | ボーナス | 年齢 | 勤続年数 | 労働時間 | 超過勤務 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 1708万300円 | 123万3400円 | 227万9500円 | 39.6歳 | 10.4年 | 140時間 | 1時間 |
2018年 | 2054万2400円 | 150万6600円 | 246万3200円 | 43.1歳 | 16.1年 | 148時間 | 1時間 |
2017年 | 1193万1200円 | 89万4300円 | 119万9600円 | 43.3歳 | 8.2年 | 151時間 | 3時間 |
2016年 | 2056万7800円 | 153万300円 | 220万4200円 | 45.8歳 | 19.2年 | 139時間 | 1時間 |
2015年 | 1532万9800円 | 111万8800円 | 190万4200円 | 44.1歳 | 17.4年 | 153時間 | 1時間 |
2014年 | 1712万900円 | 127万2100円 | 185万5700円 | 43.1歳 | 16.7年 | 136時間 | 2時間 |
2013年 | 1160万7000円 | 84万7900円 | 143万2200円 | 44.5歳 | 13.5年 | 150時間 | 5時間 |
2012年 | 1151万6500円 | 89万7200円 | 75万100円 | 43.3歳 | 12.9年 | 155時間 | 4時間 |
2011年 | 1198万7500円 | 95万4300円 | 53万5900円 | 42.6歳 | 13.5年 | 151時間 | 2時間 |
2010年 | 1143万4700円 | 90万5200円 | 57万2300円 | 42.1歳 | 11.2年 | 147時間 | 1時間 |
女 | 年収 | 月収 | ボーナス | 年齢 | 勤続年数 | 労働時間 | 超過勤務 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 1212万7800円 | 89万7600円 | 135万6600円 | 32.0歳 | 5.4年 | 139時間 | 1時間 |
2018年 | 1181万6200円 | 91万7600円 | 80万5000円 | 35.6歳 | 3.7年 | 152時間 | 0時間 |
2017年 | 1113万4400円 | 82万9500円 | 118万400円 | 38.3歳 | 6.1年 | 132時間 | 1時間 |
2016年 | 1206万4400円 | 88万7000円 | 142万400円 | 39.5歳 | 11.5年 | 140時間 | 6時間 |
2015年 | 818万1300円 | 57万8000円 | 124万5300円 | 32.5歳 | 4.5年 | 162時間 | 0時間 |
2014年 | 0円 | 0円 | 0円 | 0.0歳 | 0.0年 | 0時間 | 0時間 |
2013年 | 805万3100円 | 60万1700円 | 83万2700円 | 29.5歳 | 3.5年 | 160時間 | 0時間 |
2012年 | 0円 | 0円 | 0円 | 0.0歳 | 0.0年 | 0時間 | 0時間 |
2011年 | 1216万1500円 | 97万4000円 | 47万3500円 | 28.5歳 | 2.5年 | 156時間 | 7時間 |
2010年 | 538万6300円 | 43万5700円 | 15万7900円 | 28.5歳 | 5.5年 | 161時間 | 0時間 |
航空機操縦士(パイロット) 規模別年収データ
2019年 航空機操縦士(パイロット) の規模別年収データです。
一般的には企業規模が大きくなるほど収入が高くなる傾向にあります。
企業規模(合計) | 年収 | 月収 | ボーナス | 年齢 | 勤続年数 | 労働時間 | 超過勤務 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10人~99人 | 775万9800円 | 61万5400円 | 37万5000円 | 49.6歳 | 11.4年 | 148時間 | 2時間 |
100人~999人 | 1241万300円 | 95万6000円 | 93万8300円 | 38.8歳 | 6.4年 | 143時間 | 3時間 |
1000人以上 | 1944万7100円 | 137万3000円 | 297万1100円 | 39.5歳 | 12.3年 | 139時間 | 1時間 |
合計 | 1694万6100円万 | 122万4300円万 | 225万4500円万 | 39.4歳 | 10.3年 | 140時間 | 1時間 |
企業規模(男) | 年収 | 月収 | ボーナス | 年齢 | 勤続年数 | 労働時間 | 超過勤務 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10人~99人 | 775万9800円 | 61万5400円 | 37万5000円 | 49.6歳 | 11.4年 | 148時間 | 2時間 |
100人~999人 | 1261万7900円 | 97万3300円 | 95万1300円 | 39.3歳 | 6.6年 | 144時間 | 3時間 |
1000人以上 | 1943万5100円 | 137万2000円 | 297万2600円 | 39.6歳 | 12.3年 | 139時間 | 1時間 |
合計 | 1705万5300円万 | 123万3400円万 | 227万9500円万 | 39.6歳 | 10.4年 | 140時間 | 1時間 |
企業規模(女) | 年収 | 月収 | ボーナス | 年齢 | 勤続年数 | 労働時間 | 超過勤務 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10人~99人 | 37万5000円 | 0円 | 0円 | 0.0歳 | 0.0年 | 0時間 | 0時間 |
100人~999人 | 885万1100円 | 65万9400円 | 71万6400円 | 31.2歳 | 2.6年 | 138時間 | 1時間 |
1000人以上 | 2041万700円 | 145万3300円 | 285万200円 | 33.8歳 | 11.8年 | 141時間 | 0時間 |
合計 | 1694万6100円万 | 122万4300円万 | 225万4500円万 | 39.4歳 | 10.3年 | 140時間 | 1時間 |
航空機操縦士(パイロット)の都道府県別年収一覧
賃金構造基本統計調査より航空機操縦士(パイロット)の都道府県別年収データを一覧表示しています。
※調査人数の少ないデータほど信頼性は低くなります。参照の際に人数データを確認すると実態への近接度を確認する事ができます。
航空機操縦士(パイロット)の都道府県別年収データはありませんでした。
航空機操縦士(パイロット)の生涯年収
航空機操縦士(パイロット)の22歳から59歳までを生涯年収とし、賃金構造基本統計調査の年齢別データを加算して生涯賃金を算出しました。
※調査母数の少ないデータは不安定な結果になることがあります。データの0は賃金構造基本統計調査内でデータが存在していません。
航空機操縦士(パイロット)
生涯年収
男性:6億7834万9900円
女性:0円
年齢 | 月額給与 | 賞与(ボーナス) | 年収(男性) |
---|---|---|---|
20~24歳 | 23万6300円 | 93万8700円 | 377万4300円 |
25~29歳 | 72万7100円 | 146万9500円 | 1019万4700円 |
30~34歳 | 96万3700円 | 191万2000円 | 1347万6400円 |
35~39歳 | 110万3100円 | 180万4900円 | 1504万2100円 |
40~44歳 | 154万9800円 | 274万9600円 | 2134万7200円 |
45~49歳 | 168万7400円 | 299万1100円 | 2323万9900円 |
50~54歳 | 207万9200円 | 419万300円 | 2914万700円 |
55~59歳 | 149万2300円 | 305万6800円 | 2096万4400円 |
60~64歳 | 108万8900円 | 49万6000円 | 1356万2800円 |
65~69歳 | 99万2800円 | 3万8200円 | 1195万1800円 |
年齢計 | 123万3400円 | 227万9500円 | 1708万300円 |
生涯年収:6億7834万9900円 |
年齢 | 月額給与 | 賞与(ボーナス) | 年収(男性) |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
0円 | 0円 | 0円 | |
生涯年収:0円 |
航空機操縦士(パイロット)解説
2019年の航空機操縦士(パイロット)の平均年収は1694万6100円でした。
(平均月収:122万4300円 ボーナス:225万4500円)
男性:1708万300円(平均月収:123万3400円 ボーナス:227万9500円)
女性:1212万7800円(平均月収:89万7600円 ボーナス:135万6600円)
航空機操縦士(パイロット)とは
主に旅客機を操縦する職業の事。
操縦士。
いつの時代もなりたい職業ランキング上位にノミネートされる子供達の憧れの職業。
以前は大手航空会社が日本国内でのほとんどのシェアを占めていましたが、現在ではLCC(ローコストキャリア)が増えたために、パイロット不足状態にあります。
航空機操縦士(パイロット)になるには
一人前のパイロット(機長)になるには10年以上の経験が必要だといわれています。
パイロットになるには5つのルートがあります。
(1) 航空会社のパイロット募集(新卒)に応募し採用される。(採用倍率は100倍以上が通常)
(2) 航空大学校に進学する。(入学試験が難しい)
(3) パイロット養成課程のある大学に進学する。(学費がかなり高額)
(4) 自衛隊でパイロットとしての資格を取得する。(自衛隊に入隊する必要がある)
(5) 海外でパイロットとしての資格を取得する。(自費で免許を取得する)
一般の人が選択しやすいのは(1)のコース
採用されれば、給料をもらいながらパイロットとしての知識と技術を学ぶ事ができます。
ただ、各航空会社の新卒募集は例年100倍以上はあたりまえで、相当な適性がないと就職は難しいでしょう。
大手の航空会社では数千万円を費やして、自社パイロットを養成しています。
次になりやすいコースは(2)の航空大学校に進学した後、パイロットとしての訓練を行い、各航空会社に就職するコース。
ただ、航空大学校に入学するには高倍率の難関試験を突破しなければなりません。
例年、優秀な受験生がしのぎを削っており、簡単に入学できるレベルではありません。
(3)はパイロット養成課程のある大学に進学し、免許を取得してから航空会社に就職するコース。
上記の2つよりは容易と言えますが、デメリットとしては学費がかなり高額に設定されているという事が挙げられます。
各大学によって様々ですが、もともとの授業料が高く設定されている上に、海外研修の留学費用も必要になるため、経済的な余裕がないと厳しいでしょう。
実際、どの大学でも定員割れが続いています。
【桜美林大学の場合】
授業料など4年間合計で約976万円。
その他にニュージーランドでの飛行訓練費(NZ$100000(約850万円))や現地滞在費などが必要。
【パイロット養成課程のある大学】※2013年
・東海大学
・桜美林大学
・法政大学
・崇城大学
・千葉科学大学
・神奈川工科大学
・第一工業大学
航空機操縦士(パイロット)の収入
パイロットの平均年収は例年1000万円以上で、常に職業別年収ランキングの上位になる職業です。
日本にはいくつかの航空会社がありますが、特に日本の大手であるJAL(日本航空)、ANA(全日空)のパイロットの年収が高く設定されています。
JAL(日本航空):1548.8万円
ANA(全日空):1934.4万円
スカイマーク株式会社:837.1万円
スカイネットアジア航空:966.8万円
株式会社スターフライヤー:935.5万円
※平成25年 パイロットの年収(有価証券報告書より)